今回の購入品はこちら
『福田村事件』
のパンフレット。
「1,500円か。パンフレットにしてはちょっと高いな。」と思いながらレジで受け取るとビックリ、なんという分厚さか。
厚さは1センチほどあるのではないだろうか。
内容は、対談（3組）、関東大震災前後の年表や事件・出来事の解説、井浦新と田中麗奈のインタビュー、撮影日記、コラム（5人）、そして脚本の全て掲載！
ページ数は90ページ弱あり、近年稀に見る大ボリュームのパンフレットだ。
個人的には、脚本の佐伯氏と「福田村事件追悼慰霊碑保存会会長」の市川正廣氏の対談が素晴らしい。市川氏が矛盾点や史実と異なる点、映画としての穴を鋭く指摘し、一般的な対談のそれとは一線を画しており、この対談だけでも購入した価値があったと思わされた。
こちらの記事で「うーん」と思う場面が多かったと記したが、その点も市川氏がほとんど触れており、モヤモヤが解消されたかのように思えた。
