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『映画史を学ぶクリティカル・ワーズ』
本書は映画史における関連ワードや人物を取り上げた内容となっている。
年代ごとにキーワードや人物が簡易的に取り扱われており、単語は知っていながら漠然としたイメージでとらえていたものや、由来・背景に触れることができ、映画を観るのがより楽しくなりそうだ。
目次は以下のようになっており、映画の誕生前夜の「映像とは何か」といった根本的なものから現代のSNSとの関係性まで網羅しており、映画への理解を深めるとともに時代背景や時事を絡めて読み解くことができる。
一項目の分量は多くないため、他の書籍や解説を読む際に「これどうゆう意味だっけ」と疑問に思ったワードを辞書的に引くことができる点が最大のメリットだろう。
また、定期的に読み返して知識をしっかりと身につけるにも適しているような良書だった。